ただいま51歳。
ごくたまに、右胸がなんとなく気になって、
手で押さえたりしてたのですが
シコリを発見した訳ではありませんでした。
なんだろう、自分にしか分からない違和感を感じました。
でもシコリがある訳ではないので
しばらくスルーしていました。
2022年5月、ふと、左胸と触り比べてみると、
ん?なんだか右胸の方だけ暖かい、、、ような気がする。
旦那に話したら、検査行ってきてと言われたので、
そうだなぁエコーは去年秋にやったけど
マンモグラフィーはやってないから
まあ、やっとくか。くらいの感覚で
前回マンモグラフィーやってもらった病院の予約を取ろうとしました。
が、3ヶ月先しか空いてない。
そこは39歳の時に大腸癌になった時に
行った大病院に紹介してもらった婦人科でした。
人気がある病院なのかなって思って
3ヶ月先でもいっか!って一瞬思ったのですが
検査だけだったらどこでも良いだろうと思い直して
近所の婦人科へ行くことにしました。
検査日は5/30。
問診票に、何となく右胸だけ熱をもってる感じがすると書き、
エコーとマンモグラフィーを受けました。
すると、先生が結果の画像を見ながら
「この後時間があったら組織診(針生検)をしませんか?」と言いました。
暇でしたので、なんだか分からないままに、はいと答えて、
組織診をすることに。
組織診は、針が太めなので
胸に麻酔をかけてから刺します。
ベッドに横になって右手を上に万歳してスタート。
エコーで位置を確認しながら先生が針を刺します。
バチン!と音がして胸に衝撃がありました。
麻酔してるから大丈夫ですよね?って言われたけど
バチンってなったときに
衝撃がわりとあって少し痛かったと言ったら
少し動いちゃったかな?と言って2発目のバチン。
今度からは痛くなかった。
何回かバチンを繰り返して、組織を採取しました。
そのあと、また診察室に呼ばれ、
画像を見ながら、
マンモグラフィーの画像の
「この胸の中心に向かって走っている
白い影がちょっと、、、あとこのかたまりの影の部分」と言いました。
はて、、、。
ははあ、ちょっと気になる所見なんですね?
と思ってふんふん説明を聞いていたのですが、
あまりに私がぼんやりしていたのか、
さらに、「次回の検査の結果の説明の時にご家族の方を呼んでください」と言いました。
さすがの私も、それって、、、
あ、今、ほぼ、癌告知されてる???(*'▽'*)って
気づきました。
でも念のため、先生にもう一回、
「悪性か良性か、まだ分からないんですよね、、、?!」と聞いてみたら
やっぱり返事は「ご家族を、、、」だったので
あー、これはー。とやっと分かったわけです。
先生、絶対ハッキリとは言わないんですよ。
外堀を埋めていく言い方。
でもまだ全然、自分事と実感が出来てなかった。
病院を出て、一応旦那が会社を休めるよう、
早めの連絡が良いかなと思ってすぐLINEした。
結果は2週間後。
考えても結果を聞くまでは、なんにも動けない、
そう思って、1週間は普通に過ごせた。
わりと楽天家です。
でも、だんだんと、
昼間、猫とゴロゴロしてる時とかに
こうやってもふもふがもう出来なくなったりして、、、
と、突然涙が、、、。
たぶん旦那は私を失ったら
ダメージがすごく大きそうな人です。
猫も私が居なくなったら、、、この子なりに
さみしい思いをさせてしまうのかな、、、と
思うととても悲しくなってきてしまいました。
でも、ひと泣きするとストレスが解消されるのか、
またしばらくは、泣いても仕方ない、
まだ分からないじゃないか!と元気に過ごせました。
それでも結果待ちまでのあいだ、
3回泣いた、、、。(o^^o)弱っちい、、、。
そして、組織診から2週間後の6/13、
間違いなく乳がんだと先生に告知されることになります。